こんにちは。こどもプラス水海道教室です。
冬休みも残すところ、あと3日間となってしまいました。
冬休みの課題(宿題)も、いよいよ大詰めですね。
水海道教室に来てくれたお友達は、今日も元気で遊びや運動に一生懸命取り組みました。
大好きなミニカーや大きなバランスボール。プラレールに自由工作、カプラと言う積み木を使ってのタワー作り等、思い思いに時間を過ごしました。
自由時間の遊びを通じて、友達との関わりからコミュニケーションを学び、オモチャの貸し借りや順番待ち等のルール・マナーを学びます。
また、一つの事に熱心に取り組む事で集中力を養ったり、片付けまでの時間配分を受け入れ・折り合いをつける事が出来る気持ちを育む等、様々なねらいを持って自由時間を提供しています。
自由時間を有効に過ごしたら、片付けを済ませてトイレに行き、ご挨拶を始めます。
本日は、運動遊びの導入として、皆で大きな輪を作り、「♫ 手をつなごう みんなで ~ ♪」の歌に合わせてリズム良く歩いたり・ジャンプしたりして、輪の輪郭を整えて次のストレッチにつなげて行きます。
綺麗な輪になったら、屈伸運動や膝回し等の立位で行えるストレッチから、前屈や開脚・上肢の運動や腹筋を使う運動などの座位で行う準備運動と順番に取り組んで行きます。
本日の運動は、来年から1年生になるお兄さん・お姉さんグループと、年少さん・年中さんのグループに分けて、それぞれが相手チームにタッチをする事でゲームが進行する形を取りました。
ゲームのルールとして「タッチ」を理解して、そのルールに則ってゲームに参加するという療育です。
先ずは、イヌさんの歩き方をしっかりとイメージして、ハイハイの状態で、決められたコースを進みます。
コースを守る事もルールの理解に繋がります。
そして、正面(対岸)で待っている相手チームの友達にタッチして、その場で待機します。
しっかりと掌で床を押さえて、手と対角線上の足(ヒザ)を着いて、前に進みます。また、足の指を立てて床を蹴る事で、足の柔軟性を養い怪我をし難い身体作りを目指します。
2周目のゲームは、クマさん歩きです。
先程のイヌさんに比べて、腰の位置が上昇する為、更に上肢に負荷が掛かります。また、足を伸ばして足の裏全体で床を捉えるように助言しているので、足の裏側の筋肉の柔軟性にも繋がります。
3周目は、カエルさんになって、カエル跳びでコースを進みます。
イヌさん・クマさんと違って、両手を一度床から離して着く難しさがあります。
また、しっかりと足を開いて腰を落とす事で、股関節の柔軟を養うねらいがあります。
4周目は、タクシーの運転手さんになって、車を走らせます。
雑巾掛けの応用です。あまり良いイメージが無い雑巾掛けですが、お寺の長く広い境内を雑巾掛けするお坊さんの体力と健康は、雑巾掛けから育まれていると言っても良いのではないでしょうか?
上半身を低くして腰を上げて足早に進む姿勢は、心肺機能の向上に繋がります。
手で身体を支える力も、負荷が掛かった状態での体を前に押し出す脚力、足を上げる腹筋、前方を見る為に首の筋力も背筋の機能も向上します。
タッチリレーの最後は、ワニさんになって前に進みます。
出来るお友達には、掌で身体を引き寄せるように、そして、手と対角線上の足の指で身体を押し出すように助言しています。
しっかりと胸・下腹部を床に密着させる事で難易度も上がりますが、とても美しいワニ歩きになります。
本日、最後の運動は、大縄跳びに挑戦です。
大縄跳びは ① 動いている縄をしっかりと認知する力 ② 動いている縄にタイミングを合わせる事ができる力 ③ 瞬発力 ④ 跳躍力 ⑤ 恐怖心の払拭 等、様々なハードルをクリアしなければいけません。
出来る事から成功体験を積み、自信に繋げて行く事で、挑戦する気持ちを養って行きます。
先ずは、年少さん・年中さんグループの縄跳びからです。
ヘビさん縄跳びも、幅の狭いヘビさんから始め、少しずつ幅を広げて行きます。
縦ヘビさんも、低いヘビさんから、徐々に波を高くして行きます。
そして、小波・大波と進めて行き、最終的には回る縄にタイミングを合わせて、潜り抜ける事が出来るようになります。
続いて、来年度から1年生になるお兄さん・お姉さんグループの縄跳びです。
跳躍力も瞬発力もタイミングも動いている縄を認知する力もついて来ているので、「おおなみ こなみ」の節に合わせて、一人5回ジャンプすると言うルールを決めて取り組みました。
また、整列の練習として友達がジャンプしている時は、後ろに並んで待機するというルールも提供し支援しました。
ご挨拶の後はおやつを摂ってから、また自分なりに時間を有効に使います。
プラレールは順番待ちや、好みの電車を譲り合う気持ち、友達との関わりを通じて、主張と受容を学ぶ良い機会です。
カプラ(積み木)は集中力の持続に効果があります。また、指先のトレーニングや物を立体的に捉える観察力が養えます。
職員が持って来た段ボールや牛乳パックが、子供達の遊び道具や工作の材料になります。
友だちと段ボールに入り、2人でシンクロしてまるでキャタピラのように動く段ボールは印象的でした。
そして、ピタゴラスイッチの様に計算されて作られた装置も魅力的でした。
子供達の豊かな発想にいつも感心させられます。
職員との関わりを通じてコミュニケーションを学びます。
身体と身体・心と心のふれあいを提供します。
そして、自由時間の後は、みんなが大好きな絵本の読み聞かせです。
絵本を通じて様々な事を学んで行く大切な療育の時間です。
いっぱい遊んで、いっぱい身体を動かして、大好きな絵本を読んでもらった後は帰りの会です。
とても姿勢よくご挨拶をする事が出来ました。
今日も楽しかったね!
また来週遊ぼうね!