こんにちは。こどもプラス水海道教室です。
台風の影響もあり、今朝からとても強い風が吹いています。
教室の換気扇が、強風の影響で逆回転してしまうほどでした。
そんな強い風の中、教室に来てくれたお友達は、涼しいうちに宿題・勉強・絵カードの療育等に励みます。
勉強が終わったら、気分転換にボールを使って玉入れを楽しみます。
運動あそびのご挨拶が終わったら、ペアになってストレッチ。
友達と引っ張り合いをして、関節を解すとともにも友達との駆け引きを楽しみます。
そして準備体操の最後は、ラジオ体操第一で締め括ります。
サーキット運動の準備をしている間、工藤ノリコ 作/ノラネコぐんだん パンこうじょう の読み聞かせです。
何回も聞いたことのある楽しい絵本ですが、しっかりとリアクションをしてくれ、読み手としてはとても助かります。
そして本日の運動は、バランス良く体幹を鍛えることが出来る運動を提供しました。
まずは、段ボールタクシー。
手で上半身を支え、足の指を使って身体を前に蹴り出します。
しっかりと前を見て進む事で、背筋・首・肩の筋肉にも作用します。
2周目以降は、手押し車に取り組みます。
足が地に着いていない不安定な状態で、自分の体を支えなければなりません。
また、手を交互に出して進む事で、腹筋に捻じれが生じ自然と体幹が鍛えられます。
次の運動は、ゴム紐を跨いだり・跳び越えたりしした後、すぐにゴム紐を潜り抜ける運動です。
ゴム紐の高さまで足を上げなければなりません。
足を高く上げるという事は腹筋を使うとともに、片足で体重を支えバランスを取るというもう一つの働きもあります。
高い位置から低い姿勢に移行する運動も、エネルギーを消費します。
ゴム紐の間隔が広ければそれ程難しくは無いのですが、ゴム紐の間隔が狭いと限られた空間の中で自分の体を思うように動かさなければなりません。
状況判断する力にも繋がってきます。
2周目以降は、ワニに変身してゴム紐の下を潜り抜けます。
掌で自分の体を引き寄せるようにして、足の指を有効に使って自分の体を前方に押し出します。
手足を交互に動かす事で、とても綺麗なワニに変身することが出来ます。
そして、フープを使用した運動あそびに取り組みます。
カエル跳びは、フープの位置をしっかりと認識し、両手を前に着いてから両足を移動させます。
両手で身体を支えるという事を意識し、荷重が移動してから足を蹴り出します。
顏の位置が低くなることで、恐怖心を覚えるお子様もいますが、普段の遊びの中で回転したり・逆さになったりすることで、少しずつ慣れて行きます。
鉄棒は、棒をしっかり握ったり、棒に跳びついたり、手で身体を支えたり、逆さまになったりと色々な事を体験することが出来る運動の一つです。
本日は、鉄棒に跳びつき・ツバメの姿勢を保持した後、上体を前に倒してお布団干しの体勢になり、そこからゆっくりと前方に回転する運動を行いました。
恐怖心は誰にでもあります。それはもう、しょうがない事です。
その恐怖心を少しずつ緩和することが出来れば、楽しく取り組む事が出来ると思います。
今日出来なくても、明日・明後日に繋がるような声掛け・支援をして行きます。
跳び箱も、鉄棒と同じく、恐怖心を抱きやすい運動の一つです。
跳び箱の上に登って跳び下りる事は何の躊躇いもないのに、「跳び越す」と言う動作になった瞬間に恐怖心は生まれます。
高い位置で手をついて前のめりになり、上体が水平になるほど足を蹴り上げる行為は、慣れないと怖い物です。
まずは跳び箱に飛び乗ったり、正しい手の位置で跳び上がる練習だけしたりして、高さとタイミングに慣れて行きます。
そして、低い跳び箱から少しずつ慣れる事で、4段の跳び箱をしっかりと跳び越すことが出来るまでに成長しました。
運動の後は、男子チームと女子チームに分かれて、「はないちもんめ」のゲームをして楽しみました。
ゲームの中でも、手を繋いで友達との息を合わせる・前方に進んだり後方を見ずに後ろに下がったり、友達と相談したり、誰を貰うかの決定を下したりと、様々な体験を積むことが出来ます。昔の遊びですが、社会を学ぶために、理に適っていることが多いですね。
運動の後は、おやつです。
おやつの後は、時間を有効に使い療育にも取り組みます。
そして小学生のお子さんは、とても楽しみにしていたお弁当の時間です。
お弁当が済んだら、すこしお腹を休めましょう。
学習・宿題に取り組んだり、製作活動として独楽づくりに挑戦したりしました。
午後の運動も、ストレッチから。
柔軟体操を念入りに行い、最後はエントツに挑戦です。
とても綺麗なエントツが幾つも建ちました。
午後の運動の準備の間、大型絵本の「せんろはつづく」を読んでもらいました。
本日は、側転に繋がる運動に取り組みました。
ペットボトルのコーナーに両手を置き、身体を捻る感じでゴム紐を飛び越えます。
真っ直ぐ前に跳ぶのではなく、身体を捻り荷重移動する難しさがあります。
側転の運動の後は、縄跳びに挑戦です。
先ずは、横方向のヘビ・縦方向のヘビから始まり、大縄跳びに発展します。
回っている大縄に向かって行くのは、とても怖い物です。
タイミングを計ったり、ゆっくりと縄を回す事で、みんなが大縄に参加することが出来ました。
運動あそびの後のおやつはとても美味しいね。
今日も楽しかったね。
夏休みもあともう少しだね。